こんにちはりんごママです。ブログへのご訪問ありがとうございます。現在地元沖縄にて夫のおっとちゃんと夫婦で育休を取得しています。
こちらの記事では
- 男性で育休の取得を迷っている方
- 男性が育休を取得する際のいいところ、悪いところを知りたい
- 男性で育休を取得するにあたって上司への伝え方に悩んでいる
このようなお悩みをお持ちの方におすすめの記事です。
男性の育児休職取得によるメリットとデメリットは?
男性の育休取得を取ることによるメリット・デメリットを私達なりにまとめてみました。
取得を迷っている方のなにかヒントになったら嬉しいです。
上記の内容を1つずつ解説していきますね。
そもそも育児休業制度とは?
そもそも育児休業制度とは何かというところですが、育児をするためにお休みをもらえる制度で、男女ともに取得が可能です。
私の周りでも男性の取得が可能ということを知らない人も結構いるので、もっと男性の育休取得への意識が高まることを、私個人としても願っています。
日本の男性の育休の取得率は、令和2年度雇用均等基本調査では12.65%と過去最多でした。(ちなみに女性の取得率は、81.6%です。)
前回の調査は、令和元年度の7.48%で5.17%上昇しています。
令和4年4月からの育児・介護休業法の改正により、より男性が育児休業を取得しやすい世の中を日本が目指していることがわかり、令和7年には30%の男性の育児休業取得率を目標としています。
育児休業に関する詳しい基礎知識や新しい制度については以下の記事を御覧ください。
男性の育休取得のメリットを詳しく解説
大きなメリットは、子どもと過ごす時間が増えることです。
もしも育休をとらずにおっとちゃんが仕事をしたら、平日は朝から晩まで仕事にでているのでなかなか子どもと接する時間をとりにくくなると考えました。
私達夫婦は育休を取得することで、関東から地元沖縄に戻り、現在は実家の近くに住んでいます。実家の助けも時々借りながらも、子どもとの時間を大切に育児をしています。
結果、夫婦だけでなく孫との時間を祖父母にもつくることができたので喜んでもらえました。
一番大切にしたいのは“家族”だったので、育児休業を1年間夫婦揃って取得することにしました。産まれたての子どもとの時間は二度と戻ってこない大切な時間なので思い切ってよかったです。
検診や予防接種にはすべて二人でいきました。はじめてのことで不安だったので、とても心強かったです。
ママの負担を軽減できることもとても重要なポイントだと思います。
産後のママの身体はとてもダメージをうけていて、私も心身ともに辛く、まわりのサポートが本当に必要だと感じました。
特に産後の約1か月間ぐらいは、体調が悪かったので動けないときは遠慮なく休ませてもらうこともありました。
産後のママの身体は精神的にもホルモンの影響でバランスが崩れやすくなっています。
「今、僕が助けなくていつ助けるんだ!」と思いしっかりサポートしました。
産後の身体はとてもダメージを受けているので、おっとちゃんがいてくれて本当に助かりました。ありがとう!
男性も育休をとることで一緒に過ごす時間ができて、家事も育児も分担ができるのはとても助かります。
家事に関しては、おっとちゃんは沖縄から上京してからの一人暮らしの期間が長かったことや、元々共働きで普段から家事をできる人ができる時にするスタンスだったこともあり、家事は安心してお願いできました。
ママには家事のマイルールや名も無き家事もたくさんあるので、子どもが産まれる前に教えてもらっていてもいいかもしれないです。
子育てに関しては、退院後におっとちゃんにすぐに一通りのお世話の仕方を伝えて、慣れるまでは二人で行うようにしました。
特に、お風呂は娘の機嫌がよくて楽しそうなので、今でも二人で入れることが多いです。
家事を教えてもらう時は産前のホルモンの影響でカリカリしていても、諦めないで根気強くがんばってもらいたいです(笑)ママもできるだけ優しく、具体的に何をしてほしいのかを伝えるといいと思います♪
夫婦学級がコロナの影響で参加できなかったので、赤ちゃんが家に来る前にはYou Tubeや育児本で勉強しました。退院してからはりんごママにオムツの変え方からお風呂の入れ方なども習って積極的にお世話しています。
男性の育休取得のデメリットを詳しく解説
おっとちゃんの会社でも、男性の育休を取得している人はほとんどいませんでした。いたとしても長期間ではなく、短期間での取得です。
おっとちゃんは、男性育休取得のメリット、デメリットを踏まえて、自分の中で納得できるか考えた上で取得を決めました。
“男性の育休”に関しては、すべての人に理解を得るには少し難しかったですが、一部の方々には背中を押してもらう事ができました。
事業主は、要件を満たした労働者の育児休業の申出を拒むことはできません。
(「育児休業,介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」第6条)
つまり私達が「育休を取得したい」という希望を出すと要件に当てはまっていれば、取得はできます。
しかし、最初から法を振りかざして話をすると角が立ってしまったり、育休明けに会社に居ずらくなってしまう可能性もあるので注意です。
以下のことを中心に会社の上司には育休取得の意思を伝えました。
会社に迷惑をかけたくないという思いがあるのでしたら、決断したら一日でも早く伝えることが大切だとおもいます。
- 家族との時間を大切にし、一緒に嫁と子育てを協力して行っていきたいので、取得したいという思いがあること。
- 義両親からも「一緒に子どもをみてもらいたい」という言葉があり、より育休を取得したいという意思が強くなったこと。
- 会社や周りの人にはお休みを取得することによってご迷惑をおかけして申し訳ないという姿勢と感謝の気持ちを伝えること。
気持ちをしっかりと伝えることで、育休を取得することができました。
因みに、本当に取得ができなくて困っているときにはまずは会社の相談窓口に相談。それでも厳しい場合には、厚生労働省の総合労働相談コーナーなどに相談してみるのはいかがでしょうか。
会社の先輩からの反応は「私は育休を取らなかったために、妻が産後鬱になってしまったので後悔している。君の選択はとても素晴らしい選択だとおもうよ。」と背中を押してもらいました。しっかりとりんごママをサポートしようと思いました。
1年間の育休の取得により今後の社内のキャリアアップに影響があるかもしれないと、リスクを承知の上で育休を取得する選択をしました。
育児休業取得によって、会社が不当な扱いを労働者に行うことは法で禁じられています。
しかしながら、TwitterなどのSNSで時々、不当な扱いを受けている方のツイートやコメントをみかけます。
日本の社会がもっと“男性の育児休業”に理解を少しずつ持ってもらえたら嬉しいですね。
まだ復帰前なので今後どのような影響がでてくるかはわかりませんが、可能性はあります。そこも踏まえて、一番大切にしたいものは何かを考えて取得しました。
育休を取得することで、条件を満たせば男性も育児休業給付金を活用できることをご存知でしょうか。
育休開始から180日間は、休業開始時日額賃金✕67%それ以降は休業開始時日額賃金✕50%が支給され、さらに育休中は社会保険料が免除になります。
特に、はじめの180日間は手元に入ってくるお金は、手取り額とさほど大きくはかわらないということがわかりました。
ただし、育児休業給付金の最高支給限度額を超えたお給料をもらっている場合は、入ってくるお金が大幅にかわってしまう可能性がありますので要注意です。
詳しい妊娠・出産で貰えるお金についてはこちらの記事をご参照ください。
収入は減りましたが、娘の誕生でお金の見直しをするきっかけとなったので、むしろ貯金が以前よりできるようになりました。投資の勉強もしてスタートしました!
以上、 【男性の育休】取得によるメリットとデメリットでした。
この記事がすこしでも参考になったら嬉しいです。
コメント
りんごママさん、非常に興味があり読ませてもらいました😊
旦那様の会社の先輩も素敵でした!
自分が出来なかったことを今度は後輩に、としっかりと応援出来るのは結構難しいですものね
とても勉強&参考になりました✨
良記事をありがとうございました!
メガネマンさん コメントいただきありがとうございます。
興味を持っていただけてとても嬉しいです。
先輩の言葉を主人から聞いて私もじーんとくるものがありました。
励みになります!
りんごママ