【重症妊娠悪阻経験者が語る】私に表れたつわりの症状４つ

こちらの記事では

このような方におすすめの記事です。

悪阻（つわり）とは

そもそもつわりとは、妊娠初期の５周目頃から起こる吐き気、嘔吐、食欲不振などの症状を言います。

人によっては症状がほとんどない方もいれば、産むまでつわり（後期悪阻）が続く方もいらっしゃいますが、一般的には、12週〜16週頃まで続くといわれています。

ホルモンの影響でつわりが起こるようなのですが、詳しいメカニズムは未だにわかっていないそうです。

私に起こったつわりの症状や種類について

吐きづわり

私のつわりは、ドラマのように「うっ」といってトイレに駆け込むような吐きづわりからスタートしました（笑）

妊娠が発覚して２週間ぐらい立った頃からスタートし、そこから２ヶ月間ほどは毎日５，６回は嘔吐していました。

特に仕事の日の行き帰りの電車が辛くて、出社を遅らせてもらったり、駅で休憩しながら出社という感じで頑張って出社していました。

水分が摂取できていたらよいのですが、水分もすべて吐いてしまうようになって水分不足から“閃輝暗点（せんきあんてん）”という眼の前がキラキラしたような視界になってしまう症状が頻発。

病院に相談し尿検査をしたところケトン体という物質が確認されて即入院になり点滴をしてもらいました。

入院してから回復し、退院したらまた悪くなるを２回繰り返してとてもしんどかったです。

あまりにも辛い時にはお医者さまに相談したところ、「仕事をやすんで安静にしていたほうがいい」といわれて“母子管理健康指導事項連絡カード”を書いていただき、数週間仕事もおやすみをもらいました。

私の場合は幸い溜め込んでいた有給休暇でおやすみを取得できたのですが、無給になってしまう可能性もあります。

お休みする理由（病名）によっては傷病手当金が出る事もあるので、調べて損はないと思います。

匂いづわり

匂いによって吐き気をともなうつわりがひどかったです。

まず、家にある洗剤や石鹸の香りを一切受け付けなくなりました。

ハンドクリームなどの優しい香りや香水の香りなどもすべて嗅ぐと気分が悪くなってしまっていたので、出社の際に電車を見送ったり、車両を変えながら家に引き返した日も多くありました。

また、お風呂の湯気の香りもNGになってしまい冬の寒い日でも湯船にはゆっくり浸かることが苦しくてシャワーだけですませた時期もありました。

他にも、幸い私は大丈夫でしたが、旦那さんの匂いがNGになってしまう人やペットの匂いが苦手になってしまう方もいるようです。

少しさみしいですが、つわりのある期間限定なので少し考慮して差し上げたらいいとおもいます。

食べづわり

吐きづわりが多少良くなってきた頃に、今度は空腹になると気持ち悪くなってしまう症状もでてきました。

キャンディーやミント系のタブレットなどを購入していつも口の中に入れていたり、外出の際にはゼリー系の流し込みやすい食べ物を持ち歩いていました。

また特定のものが食べたくなり、よくマクドナルドのポテトとチーズバーガーのセットをウーバーイーツで頼んでいました。

栄養が偏ってしまわないか心配でしたが、食べられないよりはいいと思って好きなものを食べるようにすることで、ストレスが無くなりました。

眠りつわり

妊娠中は黄体ホルモンであるプロゲステロンの作用により、とてもつもない眠気がでました。

いくら寝てもずっと眠たくて生あくびがでていました。人によっては、私生活やお仕事などに影響がでるぐらい眠気がずっと続くかたもいらっしゃるようです。

我慢をせずにすこし仮眠をとることも大切です。

私も産休にはいってからは、眠っている時間が長くなりお昼寝をたくさんしても足りなかったです。

この記事のまとめ

いかがでしたでしょうか。つわりの症状といっても色々な症状があります。

ほかにも頭痛であったり、イライラがとまらないなど吐くだけがつわりの症状ではありません。

また「あなたはつわりが軽いほうですね。」や「つわりは病気じゃないからね。」とうっかり言ってしまった言葉に、悲しく思い悩む妊婦さんは少なくありません。

つわりは人によっては差が大きいですが、苦しさはその人にしかわかりません。

少しの考慮で本当に救われます^^